Macでグループチャットをしながらゲーム実況する
ついにゲーム実況環境が完成しました。自分はMacしか持っていなかったためMacでシステムを構築しています。Macでも基本的に使用するデバイスやソフトは同じなのですが、音声まわりの設定にハマりポイントが多かったためこのブログで情報を共有しておきます。
ちなみにYouTuberでゲーム実況をされている方はWindowsでシステム構築をしている人が多い印象です。ゲーム関係はWindowsの方がノウハウや周辺機器が揃っているためイチからシステム構築しようという方は素直にWindowsを選択したほうが良いと思います。そもそもPC用ゲームはWindowsのみ対応しているものが多いですしね。
さて、出来上がった環境は上記写真です。MacはiMac5KのVESAマウントをエルゴトロンのアーム支えています。キーボードはErgoDox EZ、マウスはRazer、ケーブルが渦巻きまくっていてジョブスに後ろから鈍器で殴られそうな黒々とした構成です。
実況となるとマイクにこだわるのが普通ですが、どうせ喋れないし声もしょぼいのでiMacの内蔵マイクを使用します。
システムの構成は下図です。
キャプチャ、ミキサーなどはユーザの多い有名所をチョイスしました。というよりもMacで使えるデバイスはあまりないのでほぼこれで決まりなんじゃないでしょうか。
ただ、Elgato HD60S はパススルーがあり遅延なしでHDMI出力を分配できるのがウリだったのですが、自分の環境では遅延しまくりでした。Macが悪いのかな・・・?
そのため、BenQ RL2460SからHDMI出力でHD60Sにつなげています。この構成にするならばElgato Cam Link 4Kの方が配線がシンプルになって良かったかもしれません。
HDMI出力のあるモニタにしてよかったです。HDMI出力付きのゲーミングモニタはおそらくRL2460Sくらいしかないんじゃないでしょうか。サイズ感、アンチグレアで低反射、応答速度などゲームをするにはとてもよいモニタです。4Kではありませんが、スイッチをメインで遊んでいるならば最高のモニタだと思います。
(右側のボタンがちょっと使いにくいけどね・・・)
もう一つのポイントがホワイトノイズ対策でグランドループアイソレーターを追加したところです。
グループチャットをMac上で実行するため、ゲーム音声とMacの出力をミキシングする必要がありました。そのためミキサーとしてAstro MixAmpを導入したのですが問題が発生。Astro MixAmpはDAC機能込でUSB給電する仕様となっています。つまりMACを電源としています。そして3.5mm ステレオミニプラグで繋がっている先のRL2460Sは別電源に繋がっています。となると、グランドループが発生してノイズが乗ってしまうのです。しかもけっこう盛大で不快指数MAXなノイズです。
というわけでグランドループ対策としてアイソレータを導入。色々と種類がありましたが自分は納期が早かったeSynicをAmazonで購入しましたが効き目はバッチリでした。自分はGoogle様で検索しまくって解決しましたが、みんなよく解決できたなぁ。
ハードウェア関係のシステムはこれで完成です。続いてソフトウェアです。こちらも結構苦戦しました。最終的には以下のようになっています。
各ソフトウェアのインストールなどはそれぞれググってください(^^;
Ladio Castoの設定は下記です。
Elgato Game Capture HD はオーディオ入力をBlackHole16chにしています。
Discordの音声・ビデオ設定は以下。
この設定でなんとかグループチャットとゲーム画面を同時に録画できるようになりました。グループチャットのソフトはDiscordがいいですね。最初はLINEアプリ(Mac版)で試してみましたが、どうもLINEアプリは内蔵マイクの入力をすべて奪ってしまうらしくElgato Game Capture HDで内蔵マイクの音を録音することができませんでした。Discordで上記設定にしたところ問題なく動作しました。
これで友人とワイワイしながらゲームした内容を録画して見直したりできるようになりました。自分のプレイを振り返るのも勉強になりますが、なによりみんなで遊んだのを振り返るのは楽しいです。
興味のある方はぜひ試してみてください。